遺品整理をしなければならない時、どのタイミングでいつから始めるべきか気になりませんか?
このページではそんな遺品整理をいつから始めればよいのか時期やタイミング、作業時間を徹底解説します。
遺品整理を始める時期・タイミングはいつからがおすすめ?
結論から言うと、遺品整理を始めるタイミングはいつでもOKですが、可能ならば早い時期に着手する事をおすすめします。
故人が極楽浄土にいけるかどうか最後の審判を受けるとされる「49日」がタイミングの目安ともされていますが、別にマナー的にも49日を基準とする必要はありません。
では、なぜ早めにする方が良いのかというと次のような理由が挙げられます。
特に、家屋の汚れが進行すると遺品整理自体が難しくなり専門業者に依頼する必要が出てきたり、遺品が劣化する事で買取価格が半額以下に下がる事もあります。
放置しておくことで無駄な費用が発生したりと、気づかない内に何かしらのトラブルが発生するかもしれないので遺品整理は早めに行うのがおすすめなのです。
ただし、気持ちの整理がついてない状態だと、冷静な判断ができずに悪質な業者などに付け込まれる可能性もあるので、無理に焦って早くしようとする事もおすすめではありません。
あくまでも、気持ちが落ち着いて冷静に判断ができると感じたタイミングで遺品整理は始めるとよいでしょう。
ですが、次の場合に限り遺品整理は必ず早く行うようにしましょう。
故人が賃貸に住んでいた場合
故人が交わしていた賃貸契約の権利も原則として遺族へ承継されるので、賃貸借契約を確認して速やかに解約手続きをすすめる事をおすすめします。
もし、賃貸借契約について知らなかった場合でも家賃は当然に発生し続ける事になりますし、支払いを拒むことはできません。
ただし、解約日までに遺品含めた荷物は部屋から全て運び出す必要がありますので、迅速に遺品整理へ対応する必要があります。
こういった場合、作業が遅れて賃料を余計に払うよりも遺品整理業者に依頼する方が安く済みますので、遺品整理業者への依頼も念頭に入れて考えましょう。
遺品整理に必要な作業時間はどれくらい?
遺品整理に必要な作業時間は主に次の3つの状況次第で変わります。
そして、遺品整理業者に依頼するか自分でやるかでも作業時間は大きく異なりますので、それぞれの方法で紹介します。
遺品整理業者に依頼する場合の作業時間
遺品整理業者に依頼する場合は、「1.問合せ」→「2.現場見積もり」→「3.作業日」という流れになります。
現場見積もりと作業日は基本的に別日程となりますので、問合せをしてから遺品整理の作業が終わるまでは最低1週間位の時間は見ておくことをおすすめします。
そして、作業日の当日に要する時間ですが、目安としては次の通りです。
住居の広さ | 作業時間目安 |
---|---|
1R~1LDK | 2~4時間 |
2DK~2LDK | 4~6時間 |
3DK~4LDK | 6~8時間 |
5LDK~ | 1日以上 |
遺品整理業者は現場の状況によって作業人数を調整するので、遺品の仕分けから不用品の回収までの作業は当日中に終わる事が多いです。
自分で遺品整理をするのに必要な作業時間とは?
自分で遺品整理をするのに必要な作業時間は、遺族の方の気持ちや前述に挙げた状況次第で大きく変わるので一概に「作業時間は〇時間必要」とは答えづらいですが、考え方の目安があります。
それは、「引越しの梱包の3倍位は時間がかかる」という考え方です。
遺品整理は確認をしながら作業を進める必要があり、「形見分け」や「想い出の整理」といった感情に影響する作業もあるので、想像するよりも作業時間がかかってしまいます。
また、自分で行う場合は必要に応じて遺品買取業者や不用品回収業者にも依頼する必要があります。
【遺品整理のタイミング】についてまとめ
遺品整理を始めるタイミングや必要な作業時間について紹介しましたがいかがでしたか?
このページの内容をまとめると次の通りになります。
もしも遺品整理をする必要があり、自分でやろうか業者に依頼しようかお悩みであれば、当サイトでは「遺品整理のやり方」や「遺品整理業者の選び方」、「おすすめ買取業者」についても解説していますので参考にしてください。