遺品整理において、ハウスクリーニングなどのクリーニングサービスは本当に必要か気になりませんか?
「遺品整理業者からハウスクリーニングを提案されたので依頼した」という経験を持つ方もいらっしゃると思いますが、このページでは遺品整理で必要な掃除に関してまとめて解説します。
遺品整理においてハウスクリーニングは必要?
この点に関して結論から紹介します。
基本的に遺品整理においてハウスクリーニングは一切不要です。
その理由もシンプルで、遺品整理でハウスクリーニングサービスをしなければならない理由は一切ないからです。
遺品整理においてクリーニングサービスを検討する場合は次の3つです。
このように、遺族の方が気になるのであればハウスクリーニングサービスを検討すればよいだけで、特に気にならなければ不要です。
ちなみに、「供養の意味も込めてハウスクリーニングをした方が良い」と遺品整理業者から提案されることもあるそうですが、供養ならお寺や神社に依頼しましょう。
遺品整理において、わざわざハウスクリーニングサービスを依頼する必要はありません。
故人が賃貸に住みだったから、ハウスクリーニングは必要?
これも、遺品整理業者がハウスクリーニングをすすめる理由の一つでもあります。
ですが、故人が賃貸に住んでいたとしてもハウスクリーニングは不要です。
賃貸契約では「原状回復義務」がありますが、遺体によって特別な汚れが出ていない限りは特別ハウスクリーニングを手配しなければならないという事はありません。
一方で、遺体を原因とする汚れや異臭がする場合は「特殊清掃業者」に依頼する必要がでてきます。(特殊清掃については次のページを参考にしてください)
ですので、故人が賃貸に住んでいたとしてもハウスクリーニングサービスは特に必要ではありません。
遺品整理業者からハウスクリーニングをおすすめされたら?
もしも、遺品整理業者にハウスクリーニングサービスをお勧めされた場合は断ってOKです。
遺品整理業者の中にはハウスクリーニングやリフォームなどを積極的におすすめしてくる事がありますが、これは紹介料を貰えることが大きな理由です。
故人の部屋を綺麗にする事は、故人に対する感謝の意味や遺族が気持ちを前に向ける意味でも大切な行為です。
ただし、わざわざハウスクリーニングサービスまで入れる必要があるかと言われると、特に必要はないと言えます。
むしろ、遺族の方が亡くなった家族の為に心を込めて掃除してあげる方が良いでしょう。
もしも、遺品整理について検討されている方は、当サイトで遺品整理に関する情報を総合的に紹介していますので、次のページも参考にしてください!